タワー・オブ・パワーの5枚目のアルバム。その当時の世相を表す、1からはじまり（石油はそんなにないのだよ）手堅く、そしてパワフルに前進していくなかなかの傑作アルバム。バンドの一体感で迫りくるこのバンドの特徴をよく表している。そのなかに彼らのソウルヲ忘れないバラードナンバーもなかなかよい。極端な実験をしたりするバンドではないのでそのときのバンド内の状況が如実に出ていたりもする。このときは前作の続きということもあり絶好調とまでも行かないがよい方向にふれているような感じだ。特に1曲目はジャミロクワイの新曲といっても通じそうだ。（ということは・・・・・）またリズムでの遊びも忘れない。ファンク・バンドのお手本のような演奏がここでは繰り広げられている7,8のバラードナンバーはいまだレパートリーに入る名曲だ。最後の曲のインストも手堅くまとめ作品を締めくくる。タワーが好きになったら必ず聴こうこの作品